ちぇりコ 【「幻影の夏/Mermaid」】 ・あおあおと月明かり浴びてしなやかな尾ひれで描くないしょの入り江 ・ひみつなの鼓膜は波の底なのよいつでも波の歌を聴くため ・仰向けでおさかなごっこ波の音しゃらしゃら星も降り出す渚 ・黒猫の色した夜の渚でね月までとどく髪を梳いてる 8/4^23:44[編集] サPC Mozilla 42.150.17.116 [レスをする] [最新順][古い順] Love 今年はコロナ過で、寂しい1年ですね。 いっそうもの悲しい秋です。 無言の書簡は封も切られず 文字たちも寄る辺を失いつつ居るのでしょうね 10/12^22:50[編集] サPC Mozilla 126.194.215.73 ちぇりコ 音も無く 積み重なる空と ルチル混じりの雲間から つめたい水を 生成する 朝の縁に腰掛けて 秋の結び目を解く鳥達との 団欒 無言のうちに 届けられた書簡を 開くこともなく旅立った 他愛もない会話の行方 取り残され 白い文字で記された わたし達は ちいさな いちょうの葉のように 耳を澄ます 9/26^12:01[編集] サPC Mozilla 182.251.255.15 Love 置き詩をありがとうございます。 原爆は、はじめ、小倉の予定だったそうです。 というのは、福岡県が母の故居で 小倉はすぐ近くでした。 8月は終戦記念日ですね。 8月の祈り。 戦のこと、原爆のこと、そして… とても染みる詩でした。 8/16^15:18[編集] サPC Mozilla 126.204.220.48 ちぇりコ 「八月/祈り」 水脈をもとめる 白い夜のように 光が霧散して (父よ 母よ 兄妹たちよ (ふるさとの風は まだ (胸の底に 吹いているのだろうか 探し求めていた か細い月の明かりをたよりにして 夏の 底を 途切れ途切れの 声を たよりにして 夏の初めに生まれる 蝉の声を 業火に包まれる ひまわりの瞳を 死産した祈りの言葉を 水の無い川の底に 横たえたまま 夕立を待つ 一羽の 鵲が 羽根を閉じ 立ちすくむ 8/15^23:19[編集] サPC Mozilla 42.150.17.116 Love 置き詩をありがとうございます。 mirrormirror。 鏡に閉じ込められた時間の埋葬、 そして… 興味深く読ませて頂きました。 余談ですが、私の好きな本に 晴れた日には鏡を忘れて、 という本がありまして、 醜く生まれた女性が、美しく生まれ変わり 教養を身につけて、魅力的な女性になって 羨まれるような人生を送るのだけど 最後は、醜い時に想いを寄せてくれていた男性と一緒に崖から飛び降りるのです。 鏡に閉じ込められた時間の埋葬、 そして、光りが当たったあと、 この詩を読みながら、その話を思い出しました。 8/11^20:53[編集] サPC Mozilla 126.255.164.56 ちぇりコ 「mirror mirror」 あわせ鏡 白い拳で砕いた 欠けらをにぎりしめて 確かな血の温かさで 季節 ゆるやかに加速して 床に散らばった破片 一つ一つに 私 閉じ込められて 華奢な時間ごと 丁寧に 季節の隙間の中で 埋葬される 鏡よ 鏡よ散華した光の縁に 手を触れたなら また 戻って おいで 8/8^23:55[編集] サPC Mozilla 42.150.17.116 ちぇりコ 「君と月の街にて」 ・透明な防護壁で覆われた静かの海の渚で待ってる ・満月の裏側見たいと思わない?君の瞳の中の引力 ・地球とねこんなに離れているんだよ君のため息月の満ち欠け ・今度いつ逢えるの自転のせいにして君と別れる十六夜の街 8/5^22:49[編集] サPC Mozilla 42.150.17.116 Loveト 置き詩をありがとうございます。 素敵な物語の詩ですね。 幻想的で、少し物悲しくて優しい詩です。 浸らせて頂きました。 またお待ちしていますね。 8/5^20:47[編集] サPC Mozilla 126.194.245.30 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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