YUYA 【ゆりかご】 少女は豊満な光に 抱かれて眠った 長老の樹は両翼で 彼女を守っていた 森の妖精たちは 動物たちに 祝福を伝えて 賑やかになった ｻﾗｻﾗ降る雪は 太陽に照らされ 始まりを予感させる 眩い光を見せた 3/314:15[編集] EZ SH009 111.86.141.70 [ﾚｽをする] [最新順][古い順] YUYA 最後に君に伝えよう ありがとうのこころ だけど今は言わない 君を敵にしていよう 最後貴方に伝えよう ありがとうのこころ だけど今は言えない 物語が終わるような そんな感覚がある。 だから言わないよ。 君が本当は大切だと 分かっている 硝子で出来たこころ 壊れないように 大切にしている 物語は続きだよ だからまだ 言わないよ。 1/2115:25[編集] EZ SH009 111.86.141.69 YUYA 君は大きな流れの中 漂う放浪の船である 人々は朱鷺の声明に 耳を傾けないでいた 狂気を携えた人々が 今日も終わりのない 修羅道に身を投じて 彼の船は揺れている 秋の風が吹く川の上 命は紅葉の如く漂う いつか朽ちる命でも 魂だけは残るだろう 虚無の投影が続く丘 先に何を見るだろう 10/1112:57[編集] EZ SH009 111.86.141.72 YUYA 紅茶の匂いと共に ｵﾙｺﾞｰﾙの音がする 雪の降る窓際から 陽が射し込んでいる 彼女は微笑んでる 白い翼にも見える その腕の中では 赤ん坊が眠っている “福音の中で 月も鳥も眠るの” 君が笑顔な程に 幸せが溢れている この時がどうか 永遠に続くように 僕は祈っていた 9/2801:22[編集] EZ SH009 111.86.141.72 YUYA 振り向かないで 歩いていたいのは 美しい過去さえも 今は悲しくなるから 振り向かないで 歩いていたいのは 未来の翳りに 足が竦みそうだから 君が僕をどう思うか 知りたくなんかない 愛情があったら 裏切りそうで怖い 憎しみがあったら 百足に喰われるだけ 振り向かないで 歩いていたら 何か見えたら 良いのにな。 9/1600:13[編集] EZ SH009 111.86.141.67 YUYA 退屈の沼の淵が 自己の輪郭を 見えない場所へ 追いやる 時間は記憶を溶かし 静けさの中に 絶望の音を聞く 幸せを探しを 始めた瞬間から 喪失と距離を知る この心の眼は あと、どのくらい 光を感じられるのか 8/2314:48[編集] EZ SH009 111.86.141.69 YUYA 今ある幸せに 気付かないように ｲﾔﾌｫﾝで耳を塞いで 風景に溶ける蜥蜴 過去にある幸せに 気付かぬように 空だけ眺めている 梅雨に眠る三毛猫 受け止められる 幸福は責任の分だけ 受け止った幸福に 未来、応えられる？ ｲﾔﾌｫﾝで耳を塞いで 風景に溶ける蜥蜴 受け止った幸福に 未来、応えられる？ 7/2613:11[編集] EZ SH009 111.86.141.67 YUYA 悲しい位に澄んだ 夕暮れ青の匂いで 純粋を泳いでいた 記憶を思い出した もう少し僕が 綺麗でいれたら もう少し長く その感覚に 触れられたのかな 遠くで鴉が鳴いて 帰ろうって言ってる 明日への淡い期待が 風の中を舞っている 5/209:41[編集] EZ SH009 111.86.141.69 YUYA 飛べない理由は “飛ばないから” 走れないのは “走らないから” こころの動きと 客観的事象は違う 感情の起伏と 事実の浮き沈みは 異なっている 進めない理由は “進まないから” 始まらないのは “始めないから” 信じれないのは 4/1419:18[編集] EZ SH009 111.86.141.77 ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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