犬神アキラの異世界任務

10話
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独立国「エディン」が宣言されて三日がたち、ネプテューヌ達は一度対策を練るべくそれぞれの国帰る事にした。

そして、この三日間の内にエディンの軍勢が各国に押し寄せて来た。それぞれの国もその対応に当たっていた。
アキラも各国にジェノ系のゾイドが現れて居る為、プラネテューヌを始めとするラステイション、ルウィー、リーンボックスを飛び回って対処にあたって居た。

アキラ「スマッシャーダブルクロー!!」

ジェノザウラー『ガアァァァァァァァッ!!』

アキラ「はぁ…はぁ…はぁ…相棒、次は?」

ライガーゼロファルコン《次は、プラネテューヌだ!!》

アキラ「クソッ!!元を絶たないといくら倒してもキリがねぇ!!」

ライガーゼロファルコン《そうは言ってもこの世界でゾイドに対抗出来るのは、俺達しか居ないんだ!!》

アキラ「解ってるよ!!行くぞ!!ライガーゼロファルコン!!」

ライガーゼロファルコン《おう!!》

マッグネッサーウィングを使いリーンボックスからプラネテューヌに向かう。プラネテューヌに向かって居る最中に飛行可能なジェノザウラー「ジェノトルーパー」が、行く手を阻む。

アキラ「お前に構ってる暇はない!!ストライクレーザーランス!!」

ジェノトルーパー「ガアァァァァァァァッ!!」

目の前のジェノトルーパーを破壊し、プラネテューヌに向かった。

その頃、プラネテューヌの教会では…

ネプテューヌ「………………」

プルルート「ネプちゃん…」

この三日間ネプテューヌは、ずっと部屋に込もって居た。ピーシェがイエローハートだった事、それと戦う事を怖れて居た。

当然プラネテューヌにも、エディンの軍勢が来ている。それの対処をしているのは、ネプギア、アイエフ、コンパである。

そんな時、ネプテューヌのNギアにノアールから通信が入る。だが、通信に出たのはプルルートでノアールはネプテューヌに代わるように言い、Nギアをネプテューヌの耳元に近づけそして…

ノアール【コォラァ!!ネプテューヌ!!】

ネプテューヌ「ネプ!?」

ノアール【貴女、何時までそうしてるつもりよ!!自分の国でしょう!妹に任せてるんじゃ無いわよ!!】

ネプテューヌ「のっ、ノアール、でも相手はピー子何だよ?」

ノアール【私ならやるわ】

ネプテューヌ「ノアールなら、出来るかも知れないけど…」

ノアール【それに、辛いのはネプテューヌだけじゃ無いのよ!!アキラだって、辛いんだから!!】

ネプテューヌ「えっ!?」

ノアール【貴女だって知ってるでしょう?各国にゾイドが出現したって、その原因があのオカマが持ってた石なのよ!その石は、アキラがずっと探してた物。アキラは、ゾイド対策をしてる時の顔凄く辛そうだった】

ネプテューヌ「ノアール…」

電話ごしだけど、すぐに解る。ノアールは今泣いてるんだって…相手は結婚してるけど、それでも好きになった人の為に尽くしてるんだって

ノアール【とにかく!!アキラが、他の事を気にしないでゾイドの対策に集中出来るように私達がエディンの軍勢をおさえるの!!良いわね!!】

そう言って、ノアールは通信を切った。そしてその頃、アキラ達は…

アキラ「はぁアアアアアア!!」

ジェノザウラー『ガアァァァァァァァッ!!』

ネプギア「アキラさん!!」

アキラ「はぁ…はぁ…はぁ…ネプギアか」

リーンボックスからプラネテューヌまで、休まずぶっ通しにジェノ系の対処をしていたアキラは、何とかプラネテューヌに着いたがいくらアキラと言えど体力が持たない。

ライガーゼロファルコン《主人、少し休んだ方が…》

アキラ「いや、ジェノ系のゾイドが現れて居ない。元を絶つなら今だ!すぐにエディンに向かう。」

ネプギア「アキラさん!!」

すぐに飛び立とうとするアキラをネプギアは、何とか引き留めて休ませる。

ネプギア「アキラさん、少しは休んで下さい!無茶して倒れたら意味がないじゃないですか!!もっと、自分を大事にして下さい!!」

アキラ「あっ…」

一瞬だけど、怒っているネプギアの姿があの時、P・Z事件で無茶をした時本気で怒ったフェイトに見えた気がして俺は、飛ぶのを止めてネプギア言う通りに少し休むことにした。


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