魔法少女リリカルなのはStrikeS ZOID 完結

十一話
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先日の緊急出動で、保護した小さな女の子。
私の事、犬神アキラはその女の子の名前は知っているがまだ言わない。

そして、今はその女の子の様子を見にフェイトの車を借りて聖王病院に向かっている。
あっ、言って置くが運転しているのはシグナムであって決して俺ではない!!

個々だけの話、運転免許は取ってはいるが運転が下手過ぎて話にならいのです…はい…

なのは「すみません、シグナムさん車出して貰って」

シグナム「何、この車はテスタロッサの借り物だし向こうにはシスターシャッハがいらっしゃる。私が仲介した方が良いだろう」

なのは「はい」

アキラ「てか、何で何時も俺を連れていくの?任務なら未だしも任務じゃないだろ」

毎回、何処か行くとなるとほぼ強制的に連れて行かれる。今回もそう強制的に連れて来られた。本当に勘弁してほしい

と俺が、うだうだと呟いている内にシスターシャッハから連絡が来た。どうやら女の子が検査の合間に姿を消したらしく探しているらしい。
俺達は、急いで病院に向かった。

病院に着くとシスターシャッハ走って来て謝った

シャッハ「申し訳ありません!!」

なのは「状況は、どうなっています?」

なのはは、直ぐに状況を確認に入る。

今はの状況は、特別病棟から普通の病棟は避難完了。外からの転送、転移は確認されて居ないとの事だった。

アキラ達は、手分けして女の子を探す事にした。
病院の中は、シスターシャッハとシグナム、外をなのはとアキラで探す事に

シグナム「検査では、危険反応は出なかったんですよね?」

シャッハ「えぇ、魔力量は大きかったのですがそれも普通の子供の範疇でした」

シグナム「しかし、それでも」

シャッハ「はい、人造魔導師なのは間違いありません。どんな危険があるか解りませんが」

二人が、女の子について話している頃外で探しているアキラとなのはは…

アキラ「本当にどこ行ったんだ?」

なのは「見つからないね。所でアキラ君」

アキラ「んっ?」

なのは「フェイトちゃんとは何処までイッた。」

アキラ「………またその話デスカ?」

なのは「また?」

そう、アキラは病院に行く前にスバルやティアナ、エリオやキャロ、そしてはやてやロングアーチの皆にフェイトとの進展を聞かれていたのだった。

アキラ「あぁ、病院に色んな人にフェイトとの進展を聞かれまくったからなぁ〜…」

なのは「そうだったんだ」

とその時、アキラとなのはの前にウサギの人形を持った女の子が現れる。

なのは「あっ、こんな所に居たんだ。ダメだよ勝手に居なくなっちゃ」

となのはが、女の子に近付こうとした時目の前に騎士甲冑を纏ったシスターシャッハが現れた。

いきなり現れたシスターシャッハに驚きウサギの人形を落として、尻餅を付く女の子そしてだんだんと泣き出しそうになる。
なのはは、その女の子を助けに入る。

なのは「ゴメンね、びっくりしたよね?私、高町なのはって言います。そして私の隣に居るのが」

アキラ「犬神アキラって言います♪お名前言える?」

?「…ヴィヴィオ」

なのは「ヴィヴィオ、可愛い名前だ。ヴィヴィオは何処に行きたかったの?」

ヴィヴィオ「ママ、居ないの」

なのは「そっ、それは大変だ。じゃ、一緒に探そうか?」

ヴィヴィオ「うん」

そして、アキラ達はヴィヴィオを連れて六課に戻った。

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