東方黒龍異変 完結!!

三章
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夢の中にて〜

そうだ、この日も雨だった

?「龍牙、雨の散歩でも行くか?」

龍牙「うん♪」

あれ?俺誰と話してんだ?

?「あなた、気をつけてね」

?「わかった」

この聞き覚えのある声は俺の父さん青龍迅 憐と母さん青龍迅 夏蓮だ…

龍牙「ねぇ〜、お父さん早く行こうよ」

憐「わかったわかった、じゃ、行ってくる」

龍牙「行ってきまーす♪」

夏蓮「二人共、行ってらっしゃい」

そうだ、俺はいつも雨の日になると父さんと一緒に散歩してたっけ
俺は雨になると妖怪化するんだよな〜

憐「龍牙は、楽しそうだな」

龍牙「うん♪だって、雨になるとお父さんと同じになるんだもん」

憐「そうか♪」

龍牙「うん♪」

あの時は何も知らないんだよな…
目の前で父さんが何物かに殺されるのは…

?「見つけた、裏切り物」

憐「!!何物だ!!」

龍牙「うらぎりもの?」

?「死ね!!青龍迅憐!!」

憐「!!」

それは、一瞬だった憐は防御も出来ぬまま地面に倒れこんだ大量の血を流しながら

龍牙「えっ!?お父さん?
ねぇ、起きてよ…起きてよ…、嫌だよ死んじゃやだよ…お父さん…お父さん!!」

龍牙「父さん!!」

龍牙は、目を覚ます体は汗びっしょりの妖怪化していた。
そして、霊夢は龍牙の声で固まっていた

龍牙「霊夢?」

霊夢「ちょっと!!びっくりしたじゃない!!」

龍牙「ゴメン…、ちょっと嫌な夢を見たから」

霊夢「もう〜、今日は雨ね」

龍牙「そうだな、俺はあまり良い思い出はないな…」

霊夢「なんでよ?」

龍牙「小さい頃に父さんを亡くしてから嫌いになった…」

霊夢「そう…、今思ったんだけど龍牙の妖怪化不便じゃないの?」

その質問に龍牙は笑った。

霊夢「何で、笑うのよ〜」

龍牙「いや、何でもない」

霊夢「?」

龍牙「不便かな〜、生えないとこが生えるから」

霊夢「確かに、尻尾と角が生えてるわね」

龍牙「寝る時だって、尻尾が邪魔で寝れないんだよ」

霊夢「そうよね」

しばらく小もない話しをして霊夢が聞く

霊夢「ねぇ〜、そろそろ昔の話し聞かせてくれない?」

龍牙「昔の話し?」

霊夢「龍牙の外の世界の話し」

龍牙の溜め息しながら言った

龍牙「良いけど、少し重い話しになるぞ?良いのか?」

霊夢「うん、龍牙のこと知りたいから」

龍牙「わかったよ」
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